過去問を解き、傾向と対策を知る方法
資格試験のための勉強は、過去問を中心にやるのが一番。
「同じ過去間を何回もやったって、答えがわかっているのだから、
できて当たり前?」という意見もあると思います。
でも、そんなことはありません。
答えがわかっている過去問でも何度も繰りかえすことで、
次のような効果が期待できるからです。
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試験の難易度がわかる。
A
どのくらいのスピードで解けばいいのかがわかる。
B どんな内容を勉強しなければならないかが具体的わかる。
最初に過去間を解こうとすると「こんなに難しい問題が出るのか」
あるいは「意外に簡単な問題もあるんだな」というように、難易度がわかります。
繰りかえし解くうちに、
「こんなに時間がかかっているようでは最後までいかない」
「この問題は10分で解かなければ」と1問にかけられる時間が見えてきます。
さらに、「この問題を解くには、このことを学ばなければいけないな」と、
具体的に勉強すべき内容や今の自分に不足している課題がわかります。
これに加えて「問題の出題傾向」もつかめるようになります。
受験生のなかには、「過去間は、試験直前の力試しにしたいからとっておこう」
という人がいますが、反対です。
過去間は、資格試験の傾向を知り対策を立てるために重要ですから、
毎日の勉強で繰りかえしやってほしいと思います。
では、どれくらいさかのぼってやればいいのでしょう。
1年に1回ある試験の場合、とりあえず5年分の過去間を解けばよいでしょう。
1〜2年前の問題は、今年、似たような問題が出る可能性は低い反面、
最新の出題傾向を読みとる材料になります。
また3〜5年前の問題は、同じような問題が出る可能性があるので要注意。
まずは1回ずつ解いてみて、解けなかった問題は復習してから、
再び同じ5年分を解いてみます。
すると、初めにできなかった問題が次々にできるようなっていきます。
過去間を繰りかえすことで、出題傾向から今年の問題予想もできるようになります。
たとえまったく新しい問題が出たとしても、その傾向は似ているはずですから、
試験本番でも緊張しないで、存分に力を発揮できることでしょう。