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過去問は本試験の予告編と考えよ

学習するときは、自分の思いを捨てて、出題傾向を科学して、ポイントを絞り込み、重点的に学習しましょう。

過去問を中心に組み立てられた「は、資格試験にはとくに有効なものです。

資格試験の勉強は、過去問を中心に進めていけば、まず間違いないと言われています。

10年分の過去問を中心に徹底して勉強して、独学で合格してしまう人もいるくらいです。

過去問をよく読んでみることによって、以下のようなことが読み取れないでしょうか。

過去問は、「ここは重要ですからよく覚えておいてください。」とか、

重要ですから、過去何回も同じような問題を出題していますから、

次回の試験でも出題する可能性が高いですよ。」という出題者からのメッセージが詰まっている。

つまり、過去問は、見方によっては、次回試験の予告編のようなものなのです。

一級建築士という実務専門家を選抜するということから、重要な出題範囲がかなり限定されているのです。

だから、過去問をていねいに学習することによって、出題範囲の多くをカバーすることができるのです。

ただし、答えをただ単に、丸暗記では役に立ちません

それは、出題者の立場になってみれば、すぐわかるでしょう。

資格試験は、毎年実施されるので、問題を作成する出題者にも大変な苦労があるでしょう。

出題項目の組合せを変えたり、言い回しを変えたり、同じような答えの問題でも、説明する状況や

問い方を変えて違う問題に見えるように工夫がされています。

単純な過去問の答えの丸暗記では、見た目の変化に太刀打ちできません。

過去問を解いて見て、その出題意図を詳しく科学し、自分のものにしていくことが大切でしょう。

これを繰り返すことによって、合格できる力が自ずと身につきます。

過去の問題は、今の問題、そして今年度出題される問題のヒントでもあるのです。

法での対策 

出題傾向・出題意図を詳しく科学する。

独学ネット」では、過去16年間の肢問を6,500問以上記憶しています。

この6、500問の過去問の情報に、「重要ですから、過去何回も同じような問題を出題していますから、

次回の試験でも出題する可能性が高いですよ。」という出題者からのメッセージが詰まっています。

したがって、機会あるごとに、学習しようとする語句にたいする、出題傾を科学します。

では、最近何かと話題になっている「高齢者」を「出題傾向」アプリで見てみましょう。

インターネット機器はスマートフォンGALAXY Note SV−05Dを使用しました。

「高齢者」と入力して、検索ボタンをクリックすると、すぐ下のような出題頻度グラフが表示されます。

さらに、出題項目の組合せを変えたり、言い回しを変えたり、同じような答えの問題でも、

説明する状況や、問い方を変えて違う問題に見えるように工夫が、

どのようになされているかを考察するために、

画面の下にある「検索結果ページ」をクリックすると、

下のような過去16年間の該当肢問が全て表示されます。

全部で106肢問ありました。

このような情報があれば、学習しようとしているコトバ(語句)に、時間を費やす価値が

あるものなのかどうか、すぐに判断できるでしょう。

これだけのことを調べるのに必要な時間は、ほんの数十秒なのです。

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